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心の傷を癒すということ (角川ソフィア文庫)

心の傷を癒すということ (角川ソフィア文庫)

安 克昌

累計読者数10
平均ハイライト数 18.9件/人
star総合評価 59/100
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この本について

最近、人の気持ちにどう寄り添えばいいのか分からなくなる瞬間が増えました。誰かが落ち込んでいても、どんな言葉をかければいいのか迷って黙ってしまう。自分自身がしんどい時は、そもそも気持ちを外に出す余裕すらない。そんな時に、この本の抜粋を読んでいる人が多い理由が、少し分かる気がしました。 この本は「つらい感情がすぐに片づくなんてことはない」という前提で書かれています。だからこそ、弱さや混乱をそのまま扱っている場面が多く、読んでいて背筋を伸ばさなくてもいい。たとえば、子どもの変化が家庭全体のストレスを映しているかもしれないという視点や、救いになったのは派手なアドバイスではなく「ただそこにいてくれたこと」だったという話は、日常の人間関係にも自然と結びつきます。誰かの不安定さを一人の問題として切り離さず、背景を想像する余白が生まれる感じです。 災害の記録に見えて、実際は「人が傷ついたとき何が起きるのか」を丁寧になぞる本です。すぐに立ち直れない自分を責めがちな人、他人の苦しみにどう向き合ったらいいか悩んでいる人には、特に静かに届くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

精神科医が阪神・淡路大震災での経験を綴った名著から、傷ついた心はどのように癒されるのか、心のケアの「実際」を学ぶ。
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