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薬なし、自分で治すパニック障害 (角川SSC新書)

薬なし、自分で治すパニック障害 (角川SSC新書)

森下 克也

KADOKAWA

累計読者数4
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約2時間26分
star総合評価 44/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

パニックの症状って、理由がわからないほど身体が勝手に暴走しているように感じることが多いですよね。電車に乗るだけで不安がぶり返したり、肩こりや頭痛、生理前の不調がそのまま発作につながる気がしたり。自分の性格のせいなのか、脳の問題なのか、どこを手当てすればいいのか分からないまま毎日をやり過ごしている…そんなモヤモヤを抱えている人は多いと思います。 この本は、そうした混乱を少しずつほどいてくれます。特徴的なのは、パニック障害を「脳だけの病気」と決めつけず、自律神経や体質、ストレスとの関係を丁寧に見ていくスタンスです。たとえば、動悸が強いときと、のぼせやめまいが強いときでは、体の中で関わっている“部位”が違うという考え方。その違いによって漢方の処方が変わるのですが、そこにあるのは「あなたの症状にはちゃんと理由がある」という視点なんですよね。広場恐怖や予期不安といった現象も、性格やストレスに根ざした連鎖として説明されていて、読んでいるうちに「自分だけの異常じゃなかった」と落ち着いてきます。 薬を否定する本ではなくて、「身体のしくみを知ることで、怖さの輪郭がはっきりして発作に振り回されにくくなる」という位置づけの本です。特に、症状が出るタイミングにパターンを感じている人や、自律神経の乱れとパニックの関係が気になっている人には静かに刺さると思います。自分の体と折り合いをつけるためのヒントが欲しいときに、そっと手元に置いておきたくなる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

25人に1人がかかっていると言われる「パニック障害」。その特徴は、ある日突然に、「自分は死んでしまうのではないか」というほど激しい動悸や呼吸不全、めまいに襲われるというもの。効果的な治療が少なく、抗うつ薬や抗不安薬を長く服用するため、副作用に悩んでいる人も多い。この本では、薬に頼らず自分の意識を変えることで、完治を目指すまったく新しい治療法を専門医が提案。パニック障害を「心の病気」や「脳の病気」ではなく、「身体の病気」=「治療可能な病気」ととらえることこそが、完治へいたる重要な第一歩と著者は訴えている。実例豊富で、患者本人と家族に必ず役立つ本。
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