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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5 (GA文庫)

大森 藤ノ、ヤスダ スズヒト

累計読者数7
平均ハイライト数 3.4件/人
star総合評価 50/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事でも日常でも、気合いを入れて踏み出したはずなのに、予想以上の壁にぶつかって気持ちが折れそうになることってありますよね。頑張りたいのに前に進めない感じが続くと、「自分ってこんなものか…」と落ち込みがちです。僕も同じで、何かに向かってるつもりなのに、実際は足踏みしているような感覚にしょっちゅう襲われます。 『ダンまち5』には、そんな“折れかけの時の温度”が妙にリアルに描かれています。桜花がボロボロになりながらベルの前に立ちはだかる場面も、ヴェルフが少年の背中を飲み込むように見つめる場面も、「強いから進む」のではなく「弱いまま進む」瞬間の積み重ねとして描かれています。特に『折れても構わん、挫けても良い、大いに泣け。勝者は常に敗者の中にいる』という言葉は、無理やり立ち直れなんて言わず、いったん崩れてもそこから続けていいんだと肩に手を置いてくれるような距離感があります。 仲間が眠っている横で看病の真似事を続ける描写も、小さな行動に救われる瞬間を思い出させてくれます。大げさな成長ではなく、ほんの一歩を踏み出す気力をどう取り戻すか。そういう視点で読むと、この巻は冒険ファンタジーというより、回復の物語としてしっかり効いてきます。 最近、自分のペースがわからなくなっている人に刺さる一冊だと思います。

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