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ヴィゴツキー入門 (寺子屋新書)

ヴィゴツキー入門 (寺子屋新書)

柴田義松

累計読者数7
平均ハイライト数 25.4件/人
推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

子どもでも大人でも、「教えるって何なんだろう」「相手の成長にどう関われるんだろう」というモヤモヤは尽きないですよね。自分の経験を押しつけるわけにもいかないし、かといって放っておけば勝手に伸びるわけでもない。このあいだも、人に説明しながら「結局、自分は相手の何を手助けできているんだろう」と考え込んでしまいました。 『ヴィゴツキー入門』を読んで腑に落ちたのは、成長は“本人の中だけ”で起きるのではなく、“環境と協同のなかで起きる”という視点でした。模倣や協同を通じて、人は自分一人では届かないところへ手を伸ばせる。教師でも上司でも親でも、直接「変える」のではなく、まわりの環境を組織し、少し背伸びした行動ができる場をつくるのが役割なんだとわかって、肩の力が抜けました。また、経験と社会的な道具(特に言語)が心理発達を媒介するという話は、普段のコミュニケーションの意味を捉え直すきっかけにもなります。 「相手の成長にどう関わればいいのか」「教えようとすると空回りする」という人にはしっくりくると思います。自分の振る舞いを変えるというより、相手が新しいことを“できてしまう”環境をどう作るかを考える本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「心理学のおけるモーツァルト」と称され、「繊細な心理学者、博識な芸術学者、有能な教育学者、たいへんな文学通、華麗な文筆家、鋭い観察力をもった障害学者、工夫に富む実験家、考え深い理論家、そして何よりも思想家」と評される、ロシアの天才的心理学者ヴィゴツキー。近年、アメリカをはじめ西欧などで再評価が高まり、脚光を浴びるなか、日本でも再び、心理学・教育学の両面でヴィゴツキーの学説への注目が集まってきた。本書は、そのヴィゴツキー理論の全体像をわかりやすくまとめたはじめての入門書である。
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