
ガンは5年以内に日本から消える!
宗像久男、小林英男
経済界 / 2012-12-15
この本について
がんの情報って、調べれば調べるほど矛盾していたり、人によって言うことが違ったりして、「結局なにを信じればいいのか…」と立ち止まることがあります。治療方針を自分で選ぶと言われても、そのための判断軸がそもそも曖昧で、焦る気持ちばかり先に立つんですよね。 この本は、治療法そのものを断定するような読み方ではなく、「判断するときにどこを見ればいいのか」を整理したい人に向いていると感じました。読者が抜き出している部分も、細かなノウハウより“選択をどう捉えるか”に反応している印象があります。たとえば「治療の選択は自分でできる」という一文に励ましを感じたり、「対症療法と原因療法をどう分けて考えるか」という視点が、いま抱えている迷いと結びついていたり。さらに、温熱や栄養、メンタルといった要素をどう組み合わせて考えるかの説明は、医学的な正否とは別に、自分の体調の変化を観察するときのヒントとして読める部分が多いです。 もちろん、本書の中には専門家の間でも賛否が分かれる内容や、医学的な裏づけが不足している主張も含まれています。そこはそのまま鵜呑みにせず、「自分がいま抱えている不安を言語化する素材」として扱うとちょうどいいと思います。がんの標準治療とどう向き合うか、自分の生活習慣やストレスとの関係をどう捉えるかを考えるきっかけとして読める人には、とても刺さる本です。 特に、「治療の選択を一度に決めきれないまま時間だけが過ぎてしまう人」には、心の整理として役立つかもしれません。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
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