ヨムナビ
「がん」はなぜできるのか そのメカニズムからゲノム医療まで (ブルーバックス)

「がん」はなぜできるのか そのメカニズムからゲノム医療まで (ブルーバックス)

国立がん研究センター研究所

講談社 / 2018-06-20

累計読者数7
平均ハイライト数 5.1件/人
推定読了時間 約4時間59分
star総合評価 33/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

病気の話って、どうしても「怖さ」だけが先に立ってしまって、結局よく分からないまま不安だけ抱えてしまうことが多いですよね。がんもまさにその代表で、言葉だけは知っているのに、実際なにが体の中で起きているのかは曖昧なまま…という人は多いと思います。僕も家族のことを考えるたびに、どこから理解を始めればいいのか悩んでいました。 この本は、専門的な内容を扱っているのに、読みながら「そういう仕組みだったのか」と腑に落ちる瞬間が続くタイプでした。たとえば、がん・悪性腫瘍・悪性新生物という言葉の違いが、単なる言い換えではなく使われる文脈によるものだと分かった瞬間、ニュースで流れてくる情報の意味が急に立体的になります。また、浸潤や転移の説明も、体の中で細胞がどんな動きをしているのかがイメージとして掴めるので、不安というより「構造として理解する」感覚が残りました。さらに、ストレスが遺伝子レベルでどう影響するのか、miRNAの話まで踏み込んでいるのに、人間の体が長い時間をかけて積み重ねてきた反応として読めるのも面白いところです。 がんの恐ろしさを煽るというより、「自分の体をどう見ればいいのか」という視点が増える本でした。家族の健康や自分の生活習慣が頭の片隅にずっと引っかかっている人には、静かに効いてくる内容だと思います。こんな人に刺さるはずです。自分の不安をごまかさず、知ることで落ち着きたい人。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いまや日本人の2人に1人が一生に一度はがんにかかり、年間100万人以上が新たにがんを発症する時代。高齢化に伴い、今後も患者は増加すると予測されるが、現時点ではがんを根治する治療法は見つかっていない。しかし、ゲノム医療の急速な進展で、「がん根治」の手がかりが見えてきた。世界トップレベルの研究者たちが語ったがん研究の最前線
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要