
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ (幻冬舎単行本)
高山知朗
累計読者数4
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star総合評価 37/100
boltライト読書型
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この本について
がんの情報を調べれば調べるほど、何を信じればいいのか分からなくなることってありますよね。医師によって言うことが違ったり、ネットで極端な意見を見かけたり。自分や家族の身体のことなのに、選択肢が霧の中にあるような感覚になる人は多いと思います。 この本が効いてくるのは、その霧の中で「どう判断すればいいのか」を、実体験を通して具体的に示してくれるところです。たとえば、手術後の喉の乾きのような細かい場面まで描かれているから、医療の現場がどれだけ“現実的な制約”の中で進むのかが分かるし、机上の議論だけでは見えない判断のポイントが掴めます。さらに、「がんもどき」や「放置療法」のように耳障りのいい言葉に対しても、著者が実際にどう向き合い、どこまでが事実でどこからが危ういのかを丁寧に整理しているので、情報に振り回されがちな自分の軸を作りやすいんです。 がんの本というより、「どう情報を咀嚼し、どう自分で決めるか」という読み方がしっくりきます。治療に限らず、専門家の言葉とネットの噂が混ざった状況で迷いやすい人に刺さる一冊だと思います。
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