
自分の頭と身体で考える (PHP文庫)
養老 孟司 and 甲野 善紀
PHP研究所 / 2002-01-01
累計読者数9
平均ハイライト数 10.8件/人
推定読了時間 約2時間42分
star総合評価 55/100
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この本について
仕事でも日常でも、「説明しているのに通じない」「自分の感じていることを言葉にした瞬間に、何か大事なものがこぼれる」といったモヤモヤが続く時があります。頭で整理しようとするほど行き詰まって、結局、何が本質なのか分からなくなる感じです。 この本は、そんな行き詰まりの原因が「言葉の限界」や「頭だけで考えるクセ」にあるかもしれない、と静かに教えてくれます。たとえば、運動や武術を語る時に“時間軸を一直線に動く”という前提を無意識に置いてしまうように、僕らはけっこう強固な思い込みを抱えたまま日々判断しています。それに気づくと、説明に頼りすぎていたり、逆に説明が通じない相手にイラついていた理由が、少し溶けていく感覚があります。また、身体の動きを「支点をどこに置くか」で捉える話は、発想を変えるだけで行動がスッと楽になる瞬間があることを思い出させてくれました。 派手に人生が変わる類の本ではないですが、考え方が固まってきた時に読むと、閉じた世界に新しい空気を入れてくれる一冊です。特に「説明の世界に疲れてきた人」には、静かに効くと思います。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
「江戸時代の庶民は走り方を知らなかった?」「脳は我々の目に錯覚を見せている?」―われわれの「身体」は未知なる可能性を秘めている。本書は、その可能性を探究しつづける“身体のしくみ”の専門家と“身体の動き”の専門家が、それぞれの視点から歴史、医療、科学、教育、ことば、格闘技など多彩なテーマで語り合う。解剖学者の“メス”と古武術家の“刀”が火花を散らせる異種格闘対論。
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