
本当に頭がよくなる青ペン学習法
石井 貴士
SBクリエイティブ / 2014-11-04
この本について
勉強したはずなのに、次の日にはスルッと抜け落ちている感じ、ありませんか。自分では頑張っているつもりなのに、覚えたものが定着しない。気合いじゃどうにもならないところがあるからこそ、モヤモヤが積み重なるんですよね。僕も社会人になってから資格勉強をしたとき、まさに同じ壁にぶつかりました。 この本が面白いのは、「記憶ってそういう仕組みなんだから、こっちがやり方を変えよう」と割り切らせてくれるところです。人は20分後に42%忘れる、1日後には74%忘れる。その“忘れる前提”を逆に利用して、20分〜1時間後に復習して細い糸を束ねていくことで、短期記憶を長期記憶に移していく。言われてみれば当たり前ですが、実際の勉強ではつい「一度で覚えたい」と思ってしまうので、この発想の切り替えはかなり効きました。 もうひとつ腑に落ちたのが、「見て覚えるもの」と「書いて覚えるものを分ける」という考え方。英単語なら意味は目で覚える、綴りだけ書いて覚える。これをやるだけで、闇雲にノートを埋めていた頃よりずっとラクになります。青ペンを使う話も、一種の“集中スイッチ”として割り切って使えるので、過度に神秘化されていなくてちょうどいいバランスです。 自分のやり方に手応えがなくて、でも努力の方向性を変えるヒントがほしい人に向いている一冊だと思います。暗記が苦手というより、「何が苦手なのかわかっていない」状態の人ほど、救われやすい本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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