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フランクリン自伝 (岩波文庫)

フランクリン自伝 (岩波文庫)

松本 慎一、西川 正身

土曜社 / 2015-07-20

累計読者数10
平均ハイライト数 6.8件/人
推定読了時間 約3時間34分
star総合評価 40/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも日常でも、人に何かを伝えるたびに「強く言いすぎたかな…」「正しいことを言ったはずなのに、なぜか反発される」という微妙なもやもやが残ることがあります。自分の習慣を変えようとしても三日坊主で、結局は性癖や惰性に押し戻されてしまう。頭では分かっているのに、うまく扱えない――そんな感覚、僕もよくあります。 フランクリンの自伝を読むと、この“扱いにくい自分”への向き合い方が少しだけ整います。彼は人に教えるときこそ確信めいた語りを避け、忘れていたことを一緒に思い出すように話したと言います。これを読むと、説明の仕方を変えるだけで関係性の空気が変わることに気づかされます。また、十三の徳を一気に直すのではなく、一つずつ期間を区切って取り組んだ話も、完璧主義に潰されがちな僕らには現実的で、妙に安心します。さらに「間違いだらけでも、もう一度同じ人生を繰り返す」と言うくだりは、反省ばかりの自分に少しだけ呼吸をくれる視点でした。 派手な成功術ではなく、日々の癖と折り合いをつけながら少しずつ前に進みたい人に向いている本です。自分の扱い方に悩む時期ほど、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

植字工として世に出たフランクリンは、持ち前の植字・印刷術と文筆の力量をもとに印刷業から新聞、出版へと事業を広げ、さらに社会改良へと乗り出していく。人任せを嫌い、実務をいとわぬ「善きアメリカ人」の母型を伝える18世紀の古典を、弱冠15歳で渡米し、戦前の米国を知る数少ない哲学者・鶴見俊輔の翻訳でおくる。
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