
親と子の最新大学受験情報講座(理系編・3訂版)
天流仁志、原田将孝
この本について
大学受験の情報って、学校や塾の先生によって言うことが違ったりして、何を信じればいいのか分からなくなるときがあります。特に理系だと「物理を取れと言われるけど本当に?」「世界史って理系でもアリなの?」みたいな小さな引っかかりが積み重なって、進路の判断そのものが重く感じるんですよね。僕も親として子どもとして、どちらの立場でもその戸惑いを味わってきました。 この本は、そういう迷いの根っこを“今の入試実態”で丁寧にほどいてくれます。たとえば、理系でも世界史のメリットが大きいことや、化学は実質必須になりつつある現状、物理を選ぶと受験できる学科が一気に広がることなど、表ではあまり語られない「選択科目が将来にどう響くか」をかなり具体的に示してくれます。また、生物や化学の考察問題がどうして得点差になりやすいのか、数学は速さと正確さの両方がどれだけ大事か、といった“勉強のやり方そのもの”にも踏み込んでくれるのがありがたいところです。 さらに、参考書の難易度や実際の使いどころも現実的に書かれていて、「シリウス発展編は指定されたら慎重に使うべき」といった具体的な助言が、親にも本人にもイメージしやすい。医学部の難易度比較も、感覚ではなくデータで示されるので、変な希望や悲観に振り回されずに済みます。 進路の判断に少しでもモヤッとしている理系志望の親子には、かなり落ち着いて状況を整理させてくれる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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