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大学教育について (岩波文庫)

大学教育について (岩波文庫)

J.S.ミル、竹内 一誠

岩波書店 / 2011-07

累計読者数3
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約3時間32分
star総合評価 32/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも勉強でも、目の前の課題をこなしているはずなのに「結局、自分は何を身につけようとしているんだろう」と立ち止まることがあります。経験を積んでいるのに判断に自信が持てなかったり、専門知識を深めても視野が狭くなっている気がしたり。僕自身、このモヤモヤを抱えたまま日々の仕事に流されてしまうことが多いです。 ミルの『大学教育について』は、そんな行き詰まりに対して、正面から「そもそも知識をどう使うのか」という視点を差し出してきます。例えば、歴史や政治の話が出てきますが、そこで語られるのは事例よりも「事実をどう見極めるか」「経験から何を読み取るか」といった思考の土台そのもの。僕は、経験だけに頼って判断しようとする自分の癖に気づかされました。また、専門知識の前に“人としての知性”を鍛える必要があるという指摘も刺さります。目先のスキルより、状況を体系的に捉える力がないと、せっかくの知識も正しい方向に使えない。これは職種や年齢を問わず、日常の判断にそのまま響く話です。 専門分野に踏み込みつつも、「そもそも考えるとは何か」を問い直したい人に向いています。仕事の迷いが増えてきた時期に読むと、知識や経験との距離感が少し整って、自分の学び方をゆっくり組み直すきっかけになると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

大学とは職業教育の場ではない。専門知識をよりよく使うためにも一般教養教育が必要である。文学、自然科学、社会科学、道徳教育・宗教、芸術など一般教養科目についての意義を述べ、真理に基づいて正しく行動する意志の涵養を説く。大学教育の原点と理念を謳う名高きセント・アンドルーズ大学名誉学長就任講演。
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