
人と企業はどこで間違えるのか?
John Brooks、須川 綾子
ダイヤモンド社 / 2014-12-18
累計読者数5
平均ハイライト数 6.2件/人
推定読了時間 約4時間40分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 29%
この本について
仕事で判断がぶれるときって、「情報はあるのに、結局どう考えればいいんだろう…」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。市場調査を信じすぎた結果なのか、それとも現場の勘を無視したからなのか。正しさの基準が揺れるたびに、自分の判断力そのものが不安になる感じ、よくわかります。 この本を読んで救われたのは、企業の大失敗や混乱の裏側にある“人間のズレ”がとても丁寧に描かれているところでした。フォードのエドセル開発がなぜ迷走したのかを追う章では、合理的な判断をしようとしながら、いつのまにか「現実原則」から外れてしまうプロセスが細かく出てきます。調査結果を忠実に再現したはずなのに、本来の目的から離れていく感じは、日常のプロジェクトでも心当たりがありすぎました。また、GEの“ウィンク文化”の話では、同じ言葉を使っていても裏側の意味が共有されていないと組織はどれだけ混乱するのかが生々しく描かれていて、会議でのすれ違いを思い出して少し笑ってしまいました。 過去の失敗を笑い話として消費する本ではなく、「判断が狂うのは、仕組みや情報よりも人間そのものだな…」と静かに腹落ちさせてくれる一冊です。特に、情報の扱い方に迷っている人や、組織のコミュニケーションに違和感を抱えている人には深く刺さると思います。
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出版社による紹介
ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットがともに最高のビジネス書と絶賛した知られざる古典。フォード、GE、ゼロックスなどの経営者たち、ウォール街のブローカー、引退後のビジネスマンなどの10の物語を通して、彼らがその人生やビジネスにおいて「どこで間違えたのか(あるいは間違えなかったのか)」を明らかにする。
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