ヨムナビ
謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

エドガー・H・シャイン, 金井壽宏, and 野津智子

累計読者数29
平均ハイライト数 25件/人
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

仕事で誰かを支援する立場にいると、「つい口を出しすぎてしまった」「相手が本音を話してくれない」という詰まり方をすることがあると思います。私もよくやってしまうのですが、相手のためと思いながら、結果的に自分の安心材料として“解決策”を急いでしまう瞬間ってありますよね。 『謙虚なコンサルティング』は、その行き詰まりをほぐすための視点を静かにくれます。印象的だったのは、問題を「診断して正しく当てる」より前に、相手が安心して本音を話せる関係をつくることが実は一番の土台だと何度も語られる点です。複雑な問題ほど、人はすぐに原因を決めつけて安心したくなる。でも、本当に前に進むには、一度「よくわからない」と認め、相手と一緒に状況を探っていく姿勢が必要になる。そのプロセスの中で、問いの立て方や、どこまで介入をこらえるのかといった、現場で迷いやすいポイントが具体的に描かれているのがありがたいところでした。 支援する側として「一段高いところに立つ」のではなく、相手の中にある解を一緒に探せる関係をどうつくるか。この本はその実践の手がかりを丁寧に示してくれます。コンサル、マネジメント、ファシリテーションなど、誰かの力になりたいけれど今の関わり方にどこか違和感を覚えている人に特に刺さると思います。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

" コンサルティングの世界の常識を覆した「プロセス・コンサルテーション」、 世界中の人々の職業観に多大な影響を与え続けている「キャリア・アンカー」 に続く新コンセプト。組織心理学、組織開発の第一人者エドガー・シャイン最新刊! ■自分ではなく、 相手が答えを見出す「問い方と聴き方」 押しつけではない、本当に人の役に立つ「支援学」の極意(『人を助けるとはどういうことか』)と 自分ばかり喋るのではなく、「謙虚に問いかける」コミュニケーションの技法(『問いかける技術』)を コンサルティングや支援の現場で活かす、という視点で書かれた実践的な本です。 ■なぜ、「謙虚なコンサルティング」が必要なのか? 今日の組織は、解決に必要な知識や技術が自明でない問題に直面し、 「答えを提供する」から、「答えを見出せるよう支援する」へとコンサルタントの役割も変化。 クライアントが自ら真の問題に気づき、いま最もやるべきことを見出す「本当の支援」を実現するには、 自分では答えを出せないことを自覚し、謙虚な姿勢を選び、謙虚に問いかけることが不可欠なのです。 ■25の事例から学ぶ、成功するコンサルティングと失敗するコンサルティングの違い 大失敗に終わった著者のコンサル第1号案件、たった一言でCEOを開眼させた「最高の支援」ほか 著者50年にわたるコンサルティング事例が満載。GE、P&Gなど実際の企業や組織の事例も多数。 「事例(背景、当事者の発言)」と「学び(失敗のワケ、成功要因)」を通して、実践のコツがつかめます。 「コンサルティングに関する書籍のなかで、シャインの著書ほど専門家の役に立つものを、私は読んだことがない。 コンサルティング業界は今また、本書によって、ふたたび変化をもたらされるだろう。まさしく必読の書である」 オットー・シャーマー 『U理論』(英治出版)著者、マサチューセッツ工科大学上級講師 原題 Humble Consulting: How to Provide Real Help Faster "
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要