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決定版コーチング

決定版コーチング

ジェニー・ロジャース, 鶴見樹里, and 徳永正一

日本能率協会マネジメントセンター / 2022-02-18

累計読者数13
平均ハイライト数 43.8件/人
推定読了時間 約7時間29分
star総合評価 65/100
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この本について

仕事の相談に乗っているつもりが、いつの間にかアドバイスで押し切ってしまったり、相手の話を深く聞けていない気がしたり。自分でも「もっと丁寧に向き合いたいのに、やり方がわからない」と感じる場面がありませんか。僕もよくあります。相手のために動いているつもりが、気づけばこちらの都合に寄せてしまうあの感じです。 『決定版コーチング』は、そんな行き詰まりの理由を静かに説明してくれます。たとえば、人が変化を避けたくなるのは理性の問題ではなく感情の反応だという指摘。だからこそ、無理に説得するより「何を達成したいのか」を一緒に探るほうが前に進めるという視点が腑に落ちました。また、相手の言葉を要約したり、短い質問で本質に近づいたりと、具体的な会話の重ね方がそのまま実践できる形で書かれているのも心強いです。 読んでみて感じたのは、コーチングというより「相手を無理に動かさない関わり方の作法」に近い本だということです。自分の感情と相手の感情を切り離して考える、有益な解離の話も、日常のコミュニケーションでだいぶ効きました。誰かを支えたいのに言葉がから回る人、あるいは自分の選択肢が見えにくくなっている人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書「はじめに」より抜粋 良いコーチングとは、次のように、正しい答えが見つからない、曖昧な状況に身を預けることを認識していて、受け止め、必要に応じて適切な判断を下すことを意味します。 ・ 人に対する好奇心を持ちながら、その好奇心が自分に向かっているのか、クライアントに眼差しを向けているのか常に見極める。 ・ 人の心を理解する優れた直感力を、時には適宜調整しながら相手と向き合う。 ・ 場合によっては、アドバイスを行いたくても控え、その一方でここぞというときにアドバイスする判断力がある。 ・ コーチは自分を押し付けないと同時に、クライアントに最大の意識を向けて、その人のための真の存在でいる。 ・ 人に興味を持ちながら、自分が好かれたいという欲求を自制する。なぜなら軸をぶらさず、妥協せずに相手に向き合わなくてはならないから。 ・ コーチングは真剣なやり取りだが、コーチング・ルームからは、時には騒々しいほどの笑い声も聞こえる。 本書では、コーチング・テクニックについて解説していきますが、最高のコーチングとは実はテクニックを超越するものです。それは、シームレスな対話ともいえるほどに自然体です。この状況を本のなかで理解するには、実例を示すのが最善だと思い、本書にもいくつかケーススタディを紹介しています。 【目次】 第1章 コーチングとは何か 第2章 信頼関係を築くための基本と実践 第3章 コーチとクライアントとの関係性 第4章 脳科学とコーチング 第5章 コーチングにおける言葉の重要性 第6章 課題の共有 第7章 目標設定 第8章 行動変容の支援 第9章 支援とチャレンジ 第10章 情報提供とアドバイス 第11章 涙、トラウマ、そして心理療法 第12章 より良いセッションにするアイデア 第13章 プロコーチが知っておくべきこと 第14章 テクニックを超える
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