
なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論 (講談社現代新書)
富永京子
講談社 / 2025-07-17
累計読者数4
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約3時間7分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について
社会の動きって、ニュースを追っていても「なんで急にこうなるんだろう」と置いていかれる感じがありますよね。制度や価値観が変わる背景に何があるのか、自分の生活とどうつながっているのか。分からないまま流されてしまうモヤモヤ、僕自身もずっと抱えていました。 この本が助かったのは、社会の変化を“自然現象”みたいに受け取らず、「誰が、どんな状況で、どう動いたのか」という視点で見られるようになったところです。社会は勝手に変わるものではなく、多くの人が不安や不満、孤立感の中で動いた結果として変わってきた。それを知るだけで、目の前のニュースの見え方が少し落ち着いたものになります。また、盛り上がる運動とそうでない運動の差を、感情論ではなく構造や対立の関係から読み解けるようになるので、自分が何に違和感を覚えていたのかが整理されていく感覚がありました。 社会運動という言葉だけ聞くと距離を感じるかもしれませんが、実際は「社会を見るための道具」を手に入れるような一冊です。社会の変化を表面的な賛否だけでなく、背景まで含めて理解したい人に刺さると思います。 ニュースを読むたびに少し疲れてしまう人ほど、落ち着いて社会を見るための視点として持っておくと安心です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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出版社による紹介
社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。 デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。 気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書! 【目次】 第一章 社会運動とはなにか 第二章 集合行動論 人々は怒り・不平・不満から立ち上がる? 第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ 資源と組織が運動を制する 第四章 政治過程論/動員構造論 既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか 第五章 政治的機会構造論 政治の側の「聞く耳」を計測する 第六章 フレーム分析 社会運動の「伝え方」と「受け取り方」 第七章 新しい社会運動論 マイノリティによる私的な領域を通じた運動 第八章 社会運動と文化論 資源でも組織でも政治的機会でもなく 第九章 2000年代の社会運動論 MTTの理論と経験運動論 第十章 社会は社会運動であふれている
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