
世界一ふざけた夢の叶え方
ひすいこたろう, 菅野一勢, and 柳田厚志
フォレスト出版 / 2016-12-11
この本について
一人で何かを成しとげようとすると、どうしても気持ちが重くなる瞬間があります。目標を書いても続かないとか、そもそも自分の夢が本気なのか自信が持てないとか。頭では「行動が大事」と分かっているのに、日常の疲れに押されて先延ばし…そんな感覚、僕もずっと抱えていました。 この本が面白いのは、「努力しろ」とは言わずに、視点そのものをゆっくり動かしてくれるところです。たとえば、笑顔が運を連れてくるという話は、根性論ではなく実体験ベースで語られていて、読んでいるうちに、まずは表情をほぐすところから始めてみようかと思える。あるいは、夢を紙に書いて仲間と共有するシーン。これがただのメソッドではなく、「一人で抱えるより、誰かに言ってしまったほうが進みやすいよね」という、人間として自然な感覚に寄り添ってくれる。さらに、「お前にできないことは俺がやる」という関係性の描写から、弱みを隠すより、足りないところを出して助けてもらったほうが早いという現実的な気づきももらえます。 結局この本は、夢を叶えるというより、行き詰まったときに自分の血流をもう一度よくしてくれる本なんだと思います。遊ぶように働くという感覚にまだ抵抗がある人ほど、ページをめくるうちに肩の力が抜けていくはずです。仲間づくりに苦手意識がある、でも一人で頑張るのも限界を感じている、そんな人には特に刺さる一冊です。
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