
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった定時に帰る仕事術 (SB新書)
熊谷 徹
SBクリエイティブ / 201710
累計読者数4
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star総合評価 38/100
start序盤集中型
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この本について
仕事の予定が詰まっているわけでもないのに、気づけば毎日なんとなく遅くまで働いてしまう。早く帰りたい気持ちはあるのに、職場の空気や「自分が抜けたら迷惑かも」という思いが引っかかって動けない。そんなモヤモヤを抱えていると、この本の抜粋がやたらと胸に残るんですよね。 ドイツの話だからといって、「あっちは特別なんだよ」で終わらせないところが、この本のいいところです。たとえば、時間を区切って働くための法律や仕組みが細かく整っているとか、残業をさせた管理職が罰金を払うケースがあるとか、実際の運用がとても具体的なんです。同時に、プライベートを大事にする文化が背景にあることも丁寧に説明されていて、「根性論じゃなくて、制度と価値観の両方で回しているんだな」と視点が変わります。 読んでいて一番刺さるのは、「時間を管理する」ことを個人の努力だけに押しつけていない点でした。属人主義を減らすとか、契約で労働条件を明確にするとか、仕事の仕組みそのものを整える話が多い。だからこそ、いまの自分の状況を責めずに、どういう前提があれば帰りやすくなるのかを冷静に考えられます。 職場での働き方に違和感はあるけど、何から見直せばいいのかよく分からない。そんな人にしっくりくる一冊だと思います。
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