
ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか? (講談社+α新書)
高野誠鮮
累計読者数9
平均ハイライト数 13.3件/人
star総合評価 57/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事でも地域でも、何かを変えたいと思って動き出すと、途端に「どうせ無理だよ」とか「前例がない」とか、そんな空気に押し返されることってありますよね。自分の経験の浅さや視野の狭さに気づくほど、足がすくんでしまう。でも一方で、ただ慎重になっているだけなのか、それとも考える前に諦めてしまっているのか、その違いもよくわからないまま日が過ぎていく。そんなモヤモヤに向き合う時、この本はけっこう効きました。 著者は「可能性は、動いてから出てくるものだ」と言い切ります。最初に勇気なんてなくてよくて、コンコン叩き続けた先でようやく道が開ける。この考え方は、挑戦に慣れていない自分にも、地に足のついた感覚で入ってきました。また「身体で起こることは村でも起こる」という比喩も面白くて、交流が血液で、草刈りのような地味な行動こそ循環を生むという視点は、仕事でも組織でもそのまま使えるんですよね。そして、外からの目を入れることで内側の評価が一気に変わる――これも、自分の環境に当てはめると腑に落ちる場面が多かったです。 派手な成功談というより、地に足のついた「どうやって動かすか」が描かれているので、変化を作りたいのに一歩が出ない人に刺さるはずです。読んでみると、可能性って「探すもの」じゃなくて「掘り当てるもの」なんだと、少しだけ気が楽になります。
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