
はじめての不倫学~「社会問題」として考える~ (光文社新書)
坂爪 真吾
累計読者数7
平均ハイライト数 7.9件/人
推定読了時間 約5時間17分
star総合評価 53/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 49%
この本について
パートナーとの距離感にモヤッとしていても、誰にも言えないまま抱え込むことってありますよね。気持ちが冷めたわけじゃないのに、どこか満たされない。相手との関係性をどう扱えばいいのか、自分でもよく分からないまま時間だけが過ぎていく。私も似たような感覚を持ったことがあって、この本を読んだときに「悩みの正体はここにあったのか」と少し腑に落ちました。 この本が面白いのは、不倫や複数関係を倫理ではなく“構造”として扱うところなんです。感情の乱れではなく、マネジメントや関係の設計として見ると、なぜ人が苦しくなるのかが具体的に理解できるようになります。特に「性欲ではなく、相手との通い合いを求めてしまう」という説明は、言語化しづらかった部分をスッと掬い上げてくれました。また、ポリアモリーの実例を読むと、複雑な関係を維持するには驚くほどのスキルと合意形成が必要で、単に“自由な恋愛”とは言えない現実が見えてきます。 読み終わる頃には、誰かの関係をジャッジするより、なぜその選択に向かうのかを冷静に捉えられる視点が増えているはずです。自分のモヤモヤを落ち着いて眺める土台を作りたい人に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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出版社による紹介
既婚者が、「不倫」の誘惑に抵抗するためにはどうすればいいか?子どもや若者世代の貧困、ひとり親家庭や生活保護、高齢者の孤独死など社会問題の背景には、「不倫」がもたらす家庭破綻、それに伴う経済状況や健康状態の悪化が潜んでいる。にもかかわらず、「不倫」は個人の色恋沙汰、モラルの問題として捉えられてしまっているのが現状だ。本書では、既存の「結婚」に囚われない多様な在り方を実践している男女への取材をまじえながら、「不倫」を「個人の問題」として捉える視点から脱し、「社会の問題」として捉えなおすことによって「不倫」の予防と回避のための処方箋を提供する。本邦初の実践的不倫学!
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