
エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)
夢枕 獏
KADOKAWA / 2015-10-24
累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約15時間8分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 78%
この本について
仕事でも人生でも、何かを変えたいと思いながら、結局いつも同じ場所で足踏みしてしまう時ってありますよね。やりたいことはぼんやりあるのに、どこまでいっても「これじゃない気がする」と引っかかったまま進めない。そんなふうに、自分の足で立つのが妙に怖くなる時があります。 『エヴェレスト 神々の山嶺』を読むと、その怖さをごまかさずに見つめる感覚が呼び起こされます。「誰も与えてくれないなら、自分で摑みにいくしかない」という言葉は、勢いづけるというより、静かに腹の底で響く感じです。生きる長さじゃなく「どう生きたか」に目線を戻してくれるところも、日々の雑多なノルマに押し流されがちな身には効きました。そして、深町の「ひりひりするような山をやりたい」という正直さに触れると、自分が本当に望んでいるものが、実はもっと荒っぽくて、きれいに説明しきれないものなんじゃないかと思わされます。 自分の選び方が正しいかなんてわからない。でも両手が塞がったままでは、次の荷物を持つことすらできない。その現実を、山という極限の場所を通して見せてくれる一冊です。今のままじゃ少し窮屈だと感じている人に刺さると思います。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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出版社による紹介
世界初のエヴェレスト登頂目前で姿を消した登山家・ジョージ・マロリー。謎の鍵を握る古いカメラを手に入れた深町誠は、孤高の登山家・羽生丈二に出会う。山に賭ける男を描いた山岳小説の金字塔が、合本版で登場。 ※本書は一九九七年八月、集英社から刊行されたのち、二〇〇〇年八月に集英社文庫として刊行されました。その後、二〇一四年六月に角川文庫として刊行された上下巻を合わせて合本版としました。
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