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青春を山に賭けて

青春を山に賭けて

植村 直己

累計読者数15
平均ハイライト数 3.6件/人
star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 61%

この本について

最近、何か新しいことを始めたいのに、一歩目がどうしても重い…そんな時期ってありますよね。準備不足とか語学力とか、お金とか時間とか、理由はいくらでも思いつくけれど、結局「動けないまま日だけが過ぎていく」あの感じ。僕もよくそこで足が止まります。 『青春を山に賭けて』を読むと、その足の重さが少しだけ軽くなるんです。植村直己の行動って、特別な才能があるからできたわけじゃなくて、むしろ英語もろくに通じないまま電話をかけ続けたり、失敗して拘留されてうなだれたりと、手探りだらけ。でも、小さな登山でも「自分で計画して、自分で歩く」ことにこだわる姿勢が、読んでいるこちらにも移ってきます。成功とか成果より前に、まず動く。そこにある実感がこの本の強さだと思います。 そしてもう一つ刺さるのは、苦しい場面で彼が歯を食いしばる理由の部分です。派手な根性論じゃなくて、自分を支えてくれた人を思い出すから進める、という静かな踏ん張り方。その姿勢は、僕らの仕事や日常の「あと少し頑張れない時」にけっこう効きます。 一歩踏み出したいのに迷っている人、あるいは誰にも言わずに小さな挑戦を続けたい人には特に合う一冊です。

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