
自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと 文庫版
四角大輔
サンクチュアリ出版 / 2024-05-09
この本について
部屋も頭の中もごちゃついてくると、やりたいことがあっても手が伸びなかったりしますよね。仕事の選び方も、モノの扱い方も、「なんとなく続けてきた習慣」に引っ張られて、自分の本音がどこにあるのか分からなくなる時があります。僕も20代の頃はずっとその状態で、片付けと自己整理の優先順位を後回しにしていました。 この本は、いわゆる“断捨離”だけを語っているわけではなくて、空間・時間・人間関係・思考のクセをまとめて整えるための視点がそろっています。たとえば「最初の片付けは一気に」「店を外部倉庫と考える」という考え方は、モノの判断基準を一気に軽くしてくれますし、「歩くとノイズが落ちる」「好きなことリストを常に見返す」といった習慣の話は、散らかった思考をゆっくり澄ませていく感じに近いです。年末年始を“頭と心の総点検の日”にするという提案も、日々の迷いに区切りをつける小さな儀式としてちょうどいいと思いました。 読みながら感じたのは、無理に前向きになろうとする類の本ではなく、「余計な荷物を置いてみたら、自分の声が聞こえやすくなる」という、ごく現実的な視点が多いことです。焦りや期待を捨てるという言葉も、突き放すのではなく、いまの自分に合わない重りをそっと外すイメージに近いです。 部屋やタスクや気持ちが渋滞してきて、「このままじゃまずい気がする」と感じている人に特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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