
論語に学ぶ PHP文庫
安岡 正篤
この本について
最近、目先の利益ばかり追ってしまって「これって本当に自分のやりたい仕事なんだっけ」と立ち止まることが増えていました。理想とか長い目で見た基準より、とりあえず今日をこなすことで精一杯になってしまう。そんなときにこの本を開いたら、読者の方が保存していたところと同じ箇所が、こちらにもぐさっと刺さりました。 「利の本は義にある」という言葉は、きれいごとではなくて、長く働き続ける上で避けて通れない視点だと実感します。短期の得より、自分が「これは筋が通っている」と思える選択をしたほうが、後で余計な後悔を抱えずに済む。日常のちょっとした判断にも効いてきます。また、理想像を持つことが情熱の源になる、という指摘も、忙しさに流されて目的を見失いがちな身には刺さりました。無理に崇高な夢を掲げる必要はなくて、具体的な「こうなりたい」が一つあれば、仕事の取り組み方が少し変わる感覚があります。 そして意外と響いたのが、「若い人ほど伸びる余白がある」という孔子の視点です。自分より年下をつい評価目線で見てしまう癖に気づかされますし、同時に自分自身も四十、五十になったときに胸を張れるだろうか、と静かに問われる感じがします。 派手な処方箋ではありませんが、日々の判断の軸が少しぶれてきた人に効く本です。特に、今の仕事の向き合い方を見直したい人には、ほどよい距離感でヒントをくれると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?
森田健司

日本でいちばん大切にしたい会社3(あさ出版電子書籍)
坂本光司

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
本田健

絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ (講談社+α文庫)
見城徹 and 藤田晋

「人生のジレンマ」を克服するために プロフェッショナル人生論 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
クレイトン・M・クリステンセン、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要
![[新装版]活眼 活学](https://m.media-amazon.com/images/I/91zT1zm5bDL._SY500.jpg)
![[新装版]論語の活学―人間学講話 [新装版]人間学講話](https://m.media-amazon.com/images/I/81ds6MmfxyL._SY500.jpg)
![[新装版]知命と立命 [新装版]人間学講話](https://m.media-amazon.com/images/I/81K6dWdSuFL._SY500.jpg)
![[新装版]禅と陽明学・上―人間学講話 [新装版]人間学講話](https://m.media-amazon.com/images/I/81V1Fjv2dIL._SY500.jpg)
![[新装版]禅と陽明学・下―人間学講話 [新装版]人間学講話](https://m.media-amazon.com/images/I/81ha2ppIYHL._SY500.jpg)