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坂の上の雲(八) (文春文庫)

坂の上の雲(八) (文春文庫)

司馬遼太郎

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2009-11-01

累計読者数5
平均ハイライト数 23.8件/人
推定読了時間 約5時間14分
star総合評価 73/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 78%

この本について

仕事でも人生でも、いまの自分の判断が本当に正しいのか、周りはどう見えているのか、ふと不安になることがあります。自分だけ被弾しているように思えて焦ったり、逆に守りに入りすぎて動けなくなったり。そんなときに『坂の上の雲(八)』を読むと、戦争という極限の状況なのに、不思議とこちら側の悩みがそのまま投影されているように感じました。 印象的なのは、人は「味方の被害ばかり見えて、敵がどれだけ苦しんでいるかは見えない」という指摘です。これ、仕事でもまったく同じで、他人が余裕そうに見えても裏で何を抱えているかはわからない。だからこそ、見えている自分の苦しさだけで判断しない、という視点をもらえます。さらに、東郷長官のように「適切な時機」をつかむためには、派手な才能ではなく、積み重ねた経験と考え抜く習慣が必要だと語られる部分は、焦りがちなときほど胸に残ります。 そしてもうひとつ大きかったのは、勝敗が必ずしも実力だけで決まらないという冷静な目線です。運に左右される部分を直視したうえで、「弱者だからこそ考え抜くことができる」という逆転の視点がある。これは、成果が出ずに落ち込んでいる人にはかなり効くと思います。 派手な感動というより、迷いながら踏んばっている人に静かに寄り添ってくる本です。特に、「周りが強く見えるけれど、それでも自分のやり方で前に進みたい」という人に刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

原作のストーリーを追いながら、厖大な資料を駆使して、その背後にある数多くの新事実を発掘!司馬遼太郎の名作『坂の上の雲』をさらに面白くする著者渾身の作! (※本書は2009/11/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
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