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発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと

発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと

澤口俊之

小学館 / 2016-02-01

累計読者数6
平均ハイライト数 26.2件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 59/100
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この本について

子どもの発達について考えるとき、「これで合ってるのかな」と不安になったり、専門家の意見がバラバラで迷ったりしませんか。特に薬の話や幼児教育の情報は強い言葉が多くて、何を信じればいいのか分からなくなることがあります。僕も同じで、頭の中がごちゃごちゃになったまま日々を過ごしていました。 この本は、そうした混乱を一度いったん横に置いて、「脳の発達という視点で見ると何が分かるのか」を丁寧に示してくれます。薬についての議論や診断基準の揺れなど、読者が不安に感じやすいポイントをそのまま避けずに扱いながら、著者自身の見解として「脳機能のどこが未熟なのかを見ていく」という軸を提示してくれるのが特徴です。たとえば、言葉の遅れがあっても同年代とのやり取りが増えると語彙が一気に伸びるケースがあることや、箸使いのような日常の動作が脳の発達と深く関わるという話は、日々の関わり方を見直すきっかけになります。また、フラッシュカードのような刺激的な訓練よりも、双方向のやり取りや生活の中で自然と起こる経験が大事だという視点は、肩の力を抜かせてくれました。 もちろん、本書の主張がすべての子どもに当てはまるわけではないし、医療的な判断は専門家と相談すべきです。でも、家庭でできる範囲の工夫をどう考えるか、という点では、ひとつの整理された地図になると思います。 特に、「専門家の意見が多すぎて何から考えればいいのか分からない」と感じている人には刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

驚くべき、脳機能を改善する理論と実績。 脳科学者・澤口俊之の専門は、認知脳科学、霊長類学だ。 エール大学医学部研究員、京都大学霊長類研究所助手、北海道大学医学部研究科教授を経て、 2006年人間性脳科学研究所を開設、発達障害の子供達の脳機能の改善に取り組んできた。 澤口の思いは、熱い。 発達障害は明確な脳機能障害であり、 「改善こそが最も基本的かつ重要なことは明らか」と言う。 「生まれつきなので改善できない」と信じてきた保護者に、 短期間で結果を出してみせる。 澤口は、保護者の申告やいくつかのテストや注意深い観察により、 子供の脳機能を解析し、低くなっている脳機能を上げる方法を伝える。 脳機能解析は、澤口以外では難しいが、 本書では家庭でできることを公開した。 その方法は、驚くほどシンプルだ。 ただし、同じ理屈で、脳機能を下げてしまう働きかけもあることになる。 それが「家庭でしてはいけないこと」だ。 近年、澤口を訪れる子どもの中に、 改善に時間がかかるケースが目立つようになってきた、という。 それは、世界中の論文を読んでも解決できなかった、 日本特有の現象だった。 澤口の提言とは。
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