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社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方

社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方

安田順

日本実業出版社 / 2015-05-01

累計読者数6
平均ハイライト数 28.3件/人
推定読了時間 約4時間37分
star総合評価 65/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

決算書って、毎年向き合っているはずなのに、いざ銀行と話すとなると「何をどう見られているのか」が途端にあいまいになることがありませんか。PLが黒字でも、なぜか評価が伸びないとか、役員報酬について突っ込まれる理由が分からないとか。僕もずっと「数字ってこんなに読めないものなのか」とモヤモヤしていました。 この本は、そのモヤモヤを“銀行の視点”でひとつずつほどいてくれる感じがあります。たとえば、仕訳を暗記するだけではなく「この取引でBSとPLがどう動くのか」を見るだけで、数字のつながりが急に立体的になること。あるいは、資産が多いほど安心ではなく、「同じ利益なら資産は少ないほうが銀行評価では有利」という感覚は、経営の判断にも直結します。また、売上総利益率がなぜ変動したのかを3つの要因に分けて考えるところは、粉飾を疑われないための“身の守り方”としても現実的でした。銀行が減点方式で見ている理由も腑に落ちます。 読み進めるほど、「決算書は作るもの」から「使うもの」へと視点が切り替わっていく本です。特に、役員報酬・地代家賃・棚卸資産・雑費といった、銀行が具体的にどこを見るかが書かれているので、自分の会社の数字にもすぐ照らし合わせられます。 自分の会社の決算書に“違和感はあるのに言語化できない”という経営者には、かなり刺さると思います。銀行との会話の意味が見えてくるだけで、判断の濁りが少し晴れました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中小企業と大企業では、決算書の分析手法が異なります! 書店にあまたあるトヨタやユニクロといった大企業の決算書の分析手法を、中小企業の経営判断に当てはめても、役立たないのです。 たとえば、流動比率(流動資産÷流動負債)を計算すると、200%超の超優良企業になる中小企業は少なくありませんが、そんな企業が倒産することは珍しくありません。 それは、大企業の決算書が財務会計上“正しい”のに対して、中小企業の決算書は節税対策でつくられてしまうこともあるからです。 本書は、企業にお金を貸す立場の銀行員が実践するノウハウを踏まえて、中小企業の「等身大の決算書」を財務分析するポイントを解説。 「銀行の担当者は決算書の何を見て融資先の実力を判断しているのか」を知ることで、自社の課題・問題点も見えてきますし、銀行の態度が豹変する前に、適切な経営改善策をとることだってできるようになります。 経営に不可欠な「決算書の読み方・活かし方」に関する知識を身につけて、会社の数字をビシッと語れる経営者になりましょう。
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