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空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す (集英社ビジネス書)

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す (集英社ビジネス書)

高城剛

集英社 / 2016-03-30

累計読者数6
平均ハイライト数 29.2件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%

この本について

最近、技術の話になると「結局なにが変わるのか」「自分の生活とどうつながるのか」がよく分からなくて、置いていかれる感じがありませんか。ドローンの話も、ニュースではよく見るのに、自分ごととして捉えにくいまま流れていく。でも本当に変わるのは、機体の性能よりも“社会のすき間”のほうなんじゃないか、とこの本を読んで思いました。 著者は、地上数十メートルから航空法の世界まで、どの省庁の管轄が重なっているかを丁寧に追いながら、「新しい技術は規制と規制の境目に生まれる」と示します。読んでいて印象に残ったのは、インターネットが「アップロード」で社会を変えたように、ドローンも“個人が物を届かせる側に回る”ことで初めて本質的な変化が起きるという視点でした。配送の不在率が五分の一を占める現実や、機体が自律飛行して庭に着地する未来が当たり前の前提として語られると、技術が急に生活の延長線に降りてきます。 さらに、イノベーションは中心地ではなく辺境から生まれるという話も、単なる理屈ではなく具体的な地名と歴史が並ぶことで妙に腑に落ちます。技術そのものよりも“どこで何が起きるのか”を嗅ぎ分ける感覚が磨かれる本だと思います。 テクノロジーの波に距離を感じつつも、「社会の形がどう変わるのか」を自分の言葉で掴みたい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2015年、どちらかというと悪い意味で世の中の注目を集めた「ドローン」。ドローンとは、無人操縦できる小型航空機です。性能は「空飛ぶスマートフォン」と言えるほど高機能に進化し、すさまじいスピードで日常生活の中に入りつつあります。世界各国で、日本で、ドローンを使用した配送実験や実用化がはじまっています。5年先、10年先のビジネスは、「空飛ぶロボット」、ドローンなしでは考えられません。ドローンを制する者は、世界を制することが可能になる、と言っても過言ではないのです。そして、その覇権をめぐって、アメリカ、中国、フランスのメーカーが激しく競い合っています。ドローンの覇権を握るのは、いったいどの国なのでしょうか? なぜ、日本から世界に通用するドローンが生まれなかったのでしょう? 今後、日本がドローン覇権をめぐる戦いの中で、生き残る道はあるのでしょうか? ドローンが導く、目前に迫った未来を解き明かす注目の一冊です!!
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