
【電子合本版】Code Complete 第2版 完全なプログラミングを目指して
Steve McConnell
日経BP
この本について
プログラムを書いていると、気付けばクラスが重たくなりすぎたり、引数がやたら多いルーチンが生まれたりしますよね。最初はシンプルに作ったはずなのに、後から触るたび「なんでこんなに複雑なんだ…」と自分にツッコミたくなるあの感じ。僕もずっと抜け出せずにいました。 『Code Complete 第2版』を読んで救われたのは、こういう混乱を「努力不足」とか「センスの問題」とかにせず、構造の問題として淡々と解きほぐしてくれるところでした。モジュール同士を恋人みたいにべったりさせず、職場の同僚くらいの距離感に保つとか、クラスのデータが7つを超えたら分解を検討するとか、実務でそのまま判断材料になる基準が多いんですよね。継承は「is a」に限る、といった当たり前のようでつい曖昧にする部分も、具体例を通して腹落ちさせてくれます。 個人的には、「引数が増え続けるのは結合度が強すぎるサイン」という指摘が刺さりました。結局、僕が悩んでいたのは言語仕様じゃなく、複雑さとどう付き合うかだったんだなと気付かされました。そういう意味で、この本はコードを書く手の動きを変えるというより、設計時の視野を少し広げてくれる本です。 自分のコードが複雑になっていく理由が言語化できずにモヤモヤしている人には、特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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