
スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学 (ハヤカワ文庫NF)
デイヴィッド エプスタイン、川又 政治、福 典之
早川書房 / 2014-09
累計読者数3
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推定読了時間 約8時間54分
star総合評価 68/100
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この本について
走っても走っても伸びない時って、自分の努力の方向が間違っているのか、それともそもそも向いていないのか…つい考え込んでしまいます。僕自身、練習量だけでは説明がつかない差に何度もモヤモヤしてきました。この本は、その「なんであの人はできて、自分はできないのか」という引っかかりに、逃げずに向き合う材料をくれます。 面白いのは、才能と環境の関係が“どっちか”ではなく、かなり複雑に絡んでいると分かるところです。短距離と長距離で強い地域が分かれている事実や、筋線維の違いが遺伝に左右されやすい点は、僕たちが普段なんとなく感じている「向き・不向き」に具体的な裏付けを与えてくれます。一方で、最先端のトレーニングが遺伝の壁を乗り越えた例や、早期専門化が必ずしも有利にならないという話は、努力の仕方をもう一度見直すきっかけになります。 読むと、「自分の限界はどこにあって、どこがまだ伸ばせる部分なのか」を少し冷静に整理できる感覚があります。向き合うべき現実と、それでも工夫できる余白。その両方を知りたい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
スポーツにおける強さの源は「遺伝か環境か」―古くて新しいこのテーマに、めざましい発展を遂げる先端科学はどこまで迫っているのだろうか?TEDトークで話題のジャーナリストが、その最前線を紹介する。陸上競技、野球、サッカー、バスケット、テニス、スキー、ゴルフ、チェス、犬ぞりなど、さまざまな種目を検証。赤道直下から北極圏まで世界各地を訪ねて多くのオリンピック・メダリストや研究者を取材し、アスリートの肉体の秘密に迫る。あなたのスポーツ観と人間観を根底から変え、観戦とトレーニングの楽しみを倍増させる科学ノンフィクション。日本版オリジナルの序文を収録。
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