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戦争の社会学~はじめての軍事・戦争入門~ (光文社新書)

戦争の社会学~はじめての軍事・戦争入門~ (光文社新書)

橋爪 大三郎

光文社 / 202306

累計読者数4
平均ハイライト数 26.8件/人
star総合評価 61/100
start序盤集中型
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この本について

最近、仕事でも人生でも「大きな決断ほど腰が重くなるな…」と感じることが多いです。情報が足りないし、間違えたらどうしようと思うし、周りの声も気になる。頭では動いた方がいいと分かっていても、妙な危惧だけが肥大して、結局なにも進まないあの感じです。 『戦争の社会学』を読んでいて刺さったのは、クラウゼヴィッツが「戦略の決定には、戦術よりはるかに深い精神的負担がのしかかる」と言い切っているところでした。見えないものを前提に判断する。だから多くの指揮官は動けなくなる。自分の悩みとまったく同じ構造で、少し肩の力が抜けました。さらに、地位が上がった途端に決断力が落ちる人が多いという話や、優れた司令官とは熱血漢ではなく、冷静に全体をつかむ反省的な頭脳だという指摘も、仕事のシーンにそのまま重なる感覚がありました。 戦争の本というより、人間がどう判断し、どう迷い、どう誤るのかを扱った本として読むと、一気に視界がクリアになります。感情の強さより、状況を総括する癖を持てるか。力任せより、どの勝ち筋を残すか。そんな視点を、歴史の具体例から地に足のついた形で学べます。 大きな決断に踏み出せずに立ち止まることが多い人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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