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謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―

謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―

高野 秀行

新潮社 / 2016-04-25

累計読者数3
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約7時間
star総合評価 50/100
trending_up後半加速型
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この本について

日々の仕事や生活に追われていると、自分が「当たり前だと思ってきたもの」が本当にそうなのか、たまにわからなくなることがあります。僕も食に関してはまさにそうで、慣れた味や習慣の裏側を考える余裕がなくなりがちです。そんなときに読んで驚かされたのが『謎のアジア納豆』でした。普段なにげなく食べている納豆が、そもそも“どこで、なぜ、どうやって生き延びてきた食べ物なのか”を知ると、見えてくる世界がまるで違います。 たとえば、日本の納豆が冬の季語だという話や、東南アジアの山岳地帯がほぼ例外なく「納豆圏」になっている理由。魚醤やチーズといった土地ごとの旨味文化がある中で、なぜ“山の民”は納豆を選び続けたのか。こういう背景を知ると、食べ物って単なる栄養ではなく、生き方そのものと結びついているんだなと静かに効いてきます。また、納豆を蒸すか煮るかで匂いが変わるとか、日本の粘り至上主義が逆に料理の幅を狭めているとか、日常の台所でも試したくなる視点が多いんです。 僕自身、「当たり前を一度ひっくり返したいとき」にこういう本にすごく助けられます。文化も味も、人がその土地でどう生きてきたかの積み重ねなんだと気づかされるからです。発酵や食文化の背景を少し丁寧に知りたい人、あるいは料理がマンネリしている人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

山奥のジャングルで出会った衝撃的納豆ご飯。ぱりぱりと割れるせんべい納豆。元・首狩り族の優雅な納豆会席。中国湖南省の納豆入り回鍋肉。そして日本で見つけてしまった「究極の納豆」。本気度1000パーセントのノンフィクション大作。壮大すぎる“納豆をめぐる冒険”
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