
間違う力 (角川新書)
高野 秀行
KADOKAWA / 2018-03-09
累計読者数11
平均ハイライト数 3.8件/人
推定読了時間 約2時間25分
star総合評価 56/100
trending_up後半加速型
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この本について
「正解にたどり着けてない気がする」「もっと効率のいいやり方があるはずなのに、動けない」。そういうモヤモヤって、仕事でも日常でもずっとつきまといますよね。僕もつい“ちゃんとした理由”を探したくなるんですが、この本を読むと、そもそもその前提が少しズレていたのかもしれないと思わされます。 『間違う力』は、突拍子もない行動を肯定しているようでいて、実は「世界にはわからないことだらけなんだから、正しい手順にこだわりすぎても仕方ない」という、地に足のついた視点をくれます。著者が出会う人たちは、長期計画もなく、専門外にも平気で首を突っ込み、抜け穴を探してはラクをしようとする。でも、それが妙に理にかなっていて、読んでいるこちらまで肩の力が抜けていきます。オンリーワンは大きな覚悟や努力から生まれるものじゃなくて、「てきとうでも今はじめる」くらいの軽さから育つことだってある。そんな現実的な励ましが散りばめられているんです。 特に響いたのは、ユニークな人ほど動きが早い、という観察。完璧に準備してから動くんじゃなく、わからないままでも動くからこそ個性が形になる。自分の“ネタ”は過去に勝手に積み上がっているのだから、あとは拾いに行くだけなのかもしれません。 「自分のやり方がいつも中途半端に思えて踏み出せない人」に、静かに効いてくる一冊だと思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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出版社による紹介
人生は脇道にそれてこそ。 『謎の独立国家ソマリランド』『謎のアジア納豆』など、“人と違う道”を突き進んできた破天荒なノンフィクション作家・高野秀行。 その人生を振り返りつつ、人生訓を10ヶ条にまとめてみた! 第1条 他人のやらないことは無意味でもやる 第2条 長期スパンで物事を考えない 第3条 合理的に奇跡を狙う 第4条 他人の非常識な言い分を聞く 第5条 身近にあるものを無理やりでも利用する 第6条 怪しい人にはついていく 第7条 過ぎたるは及ばざるよりずっといい 第8条 ラクをするためには努力を惜しまない 第9条 奇襲に頼る 第10条 一流より二流をめざす ソマリランドに一番詳しい日本人になり、アジア納豆の研究でも第一人者となるなど、 間違い転じて福となしてきたノンフィクション作家が、間違い人生の面白さを楽しく伝える!! 本書はメディアファクトリーから2010年に出た単行本を、新書版として加筆修正したものが底本です。
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