
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)
平木典子
講談社 / 201202
累計読者数44
平均ハイライト数 25.9件/人
star総合評価 68/100
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この本について
最近、「相手を傷つけたくない」「でも自分の気持ちも言えないまま溜まっていく」という相談をよくもらいます。僕自身も、人によって態度が変わってしまったり、気を使いすぎて後で自己嫌悪に落ちることがありました。結局、黙っている方が平和だと思い込んでいたんですよね。 この本が静かに効いてくるのは、理想論ではなく、実際のやり取りの中で起きている「小さなつまずき」を丁寧に扱ってくれるところです。たとえば、いきなり要求をぶつけるのではなく、まず状況を客観的に伝えるだけで話し合いの難易度が下がることや、相手が傷ついたことを認めるだけで関係の流れが変わること。あるいは、怒りや不安のような感情は相手が“起こしている”のではなく、自分の中で生まれているのだと気づけると、言葉の選び方も少し変わります。こういう視点の切り替えが、日常のコミュニケーションを無理なく調整してくれる感じがあります。 誰かに遠慮しすぎてしまう人にも、逆に強く出てしまって後で後悔する人にも向いていて、「自分も相手も大切にするって、結局どうすればいいのか」というモヤモヤに、現実的なヒントをくれる本でした。
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