
ヌーソロジー基本概要+(プラス)
佐道 来夢、半田 広宣(監修)
この本について
日常の中で、自分の「ものの見方」がどうしても固定化してしまう瞬間ってありませんか。人間関係でイラっとした時や、仕事で判断がぶれた時、「そもそも自分は何を見ているんだろう…」と立ち止まることがある。僕自身、そういうモヤモヤを抱えたまま考え続けるタイプで、そんな時に出会ったのが『ヌーソロジー基本概要+』でした。 この本が面白いのは、難しい概念を振りかざすというより、「識別すること」そのものを問い直してくるところです。仏教で言う「空」が、単なる哲学の言葉ではなく、識別を積み重ねる自分のクセがふっと外れる感覚として語られる。日常でつい反応してしまう場面を、別の角度から見る足場をつくってくれるんです。また、「言葉を記号ではなく精神として扱う」という考え方も、普段のコミュニケーションや自己理解を見直すきっかけになる。言葉の裏側にある動きを意識すると、同じ会話でも受け取り方が変わっていくのを感じました。 さらに、ヌーソロジーを「大いなる精神の進化を追求するもの」として提示している点は、スピリチュアルな飛躍ではなく、自分の認識の癖を丁寧に観察していく作業として読むと腑に落ちます。現実の捉え方が少し揺らぐだけで、行動や感情が変わるという実感に近い。 こんな人に刺さる本です。自分の見ている世界の構造を、もう一段深いところから確かめたい時。自分の認識の「当たり前」がちょっと息苦しく感じている人には、静かに効いてくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
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