
そこが知りたかった! 「右翼」と「左翼」の謎 (PHP文庫)
グループSKIT and 鈴木 邦男
PHP研究所 / 2015-11-02
累計読者数4
平均ハイライト数 56件/人
推定読了時間 約3時間6分
star総合評価 74/100
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この本について
政治の話になると、言葉だけが独り歩きして、結局「右翼って何? 左翼って何?」という基本に立ち返りたくなることがあります。ネットで拾える情報は断片的で、対立の図だけが濃くなっていく感じがして、モヤモヤが残るんですよね。僕自身、用語のイメージだけで理解したつもりになっていたところが多かったので、この本を読んでかなり視界がクリアになりました。 刺さるのは、歴史的な右と左の背景が淡々と整理されているところです。たとえば、明治期の自由民権運動と結びついた初期の右翼や、共産党の内紛から新左翼が派生していく流れなど、「いまの分断」がどこから来ているのかが線としてつながります。また、アナーキズムからファシズムまで、思想それぞれの成り立ちが具体的な事件や人物に紐づいて語られるので、抽象概念だったはずの言葉が急に“生活圏に降りてくる”感覚がありました。 特に、ネット上の政治的な言い争いに違和感を覚えつつも、自分の立ち位置がよく分からないまま流されがちな人には、その混乱をほぐす助けになると思います。思想を賛美したり断罪したりする本ではなく、歴史として静かに見せてくれるところが、ちょうどよかったです。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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出版社による紹介
右翼、左翼の人はどうやって生計を立てているのか、街宣車はどうして黒くしているのか、「ネトウヨ」はいるのに「ネトサヨ」はいないのか、ゲバラはなぜいまでも世界中で人気があるのか……。ニュースや新聞が教えてくれない「右翼」と「左翼」についての素朴な疑問や、気になることをわかりやすく説明する。「右翼」と「左翼」という言葉。これは、英語でも「right-wing」「left-wing」と言い、意味も日本語とまったく同じ。そして、この語を最初につかったのは、英語圏の国ではなくフランスだった。フランス革命の国民議会で、議長席から見て右側を占めたのは王政派などの保守派、左側は旧体制の打破を目指す急進派だったから。200年以上昔から続く、「右翼」と「左翼」。いまの日本ではずいぶん変化した。本書では、歴史的事件の真相や、一世を風靡した人物の逸話、雑学も網羅!『「右翼」と「左翼」の謎がよくわかる本』を改題。 【PHP研究所】
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