
新型コロナが本当にこわくなくなる本 医学・政治・経済の見地から“コロナ騒動”を総括する
井上 正康 and 松田 学
方丈社 / 202105
累計読者数3
平均ハイライト数 14.3件/人
star総合評価 53/100
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この本について
コロナのことって、振り返ろうとすると今でもモヤッとする瞬間があります。あの時の不安の正体は何だったのか、判断基準は妥当だったのか、今だからこそ落ち着いて考えたいのに、情報が散らかりすぎていて手をつけづらい。僕自身もしばらくそんな状態で放置していました。 この本は、当時の議論の空気に飲み込まれたままになっていた部分を、別角度から整理するために使える一冊でした。ウイルスと人類の歴史を「共存」という視点から眺め直したり、日本と海外での免疫的な違いがどう語られてきたのかを知ったり、メディアや政策の動きに対して自分なりに距離を取れる材料がそろっています。もちろん専門家の中でも見解が分かれるテーマばかりなので、結論を鵜呑みにするというより、「自分の頭で考える余白をくれる本」という立ち位置で読むのがちょうどいいと思います。 当時の報道や周囲の空気に圧倒されて、自分の感じていた違和感を言語化できないまま時間が過ぎてしまった人には特に刺さる一冊です。あの一年で積もったモヤモヤをいったん机の上に並べて、どこから整理するかを考えるきっかけとして手に取るのがちょうどいいと思います。
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