
コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する ~子どもの心を育て自信の水で満たす、愛情と承認の言葉がけ~
森田直樹
この本について
子どもが「学校行きたくない」と言ったとき、どう返せばいいのか分からず固まってしまうことがありますよね。無理に背中を押すのも違うし、かといって放っておけばいいとも思えない。僕も同じように揺れながら、この本に出会いました。読んでみて一番助けられたのは、「子どもが決められないこともある」という前提に立てたことでした。そこでようやく、子どもの言葉をそのまま受け止められるようになりました。 この本は、子どもの心の器に「自信の水」をためるというシンプルな考え方を軸にしています。すぐ効く魔法ではなく、反応がなくても、時には拒絶されても、それでも少しずつ信頼を積み重ねるプロセスを大事にする。たとえば「今日は登校できないんだね」と事実だけを静かに戻してあげる姿勢や、「大変だね」と必要以上に言葉を足さずに共感する姿勢は、実際にやってみると自分自身の呼吸も落ち着きます。子どもがすぐ変わるのではなく、まず親側が“騒がない”ことから変わっていく、そんな本でした。 さらに印象に残ったのは、子どもが笑顔になるような小さな良さを見つけて、淡々と積み重ねていく部分です。最初は無視されても、否定されても、それが普通だと書かれていることで変に落ち込まずに続けられる。これは子育てだけでなく、人との信頼関係づくり全般に効く視点だと思います。 子どもの不登校や不安に振り回されて、どう支えればいいか分からなくなっている人に、とても静かに寄り添ってくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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