
知の操縦法
佐藤 優
平凡社 / 2016-11
累計読者数3
平均ハイライト数 21件/人
推定読了時間 約4時間10分
star総合評価 68/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%
この本について
最近、「自分の考えが固まらないまま流されている感じがする」とか、「議論になると相手の立場をうまく扱えない」といった悩みをよく聞きます。自分も同じで、判断に迷う場面ほど、思考がどこか静止画みたいに固まってしまうことがあります。でも現実は動き続けていて、そのズレに気づけるかどうかで、見える世界がけっこう変わるんですよね。 『知の操縦法』は、その“ズレ”をどう扱うかについて、ややこしそうに見えて実はかなり実践的なヒントが多い本でした。たとえば、ヘーゲルの「運動」や「生成」の発想を通して、物事を一枚の写真として断定するのではなく、変化していく過程ごと見る感覚が少しずつ掴めてきます。また、意見が違う相手とどう向き合うかについても、迎合でも対立でもなく、弁証法的に互いの立場を動かしながら考える姿勢が語られていて、日常の会話でも「あ、ここで固まっていたな」と気づく場面が増えました。さらに、知識の扱い方についても、単発のノウハウより、“型を覚えてから破る”という長期的な学びの姿勢が説かれていて、これは仕事にもそのまま使えました。 一気に世界観を変えるような派手さはないけれど、思考の動かし方をじわっと修正してくれる本です。自分の考え方をアップデートしたいけど何から手をつければいいか迷っている人に特に刺さると思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの51%が集中しています。
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出版社による紹介
反知性主義が横行するいま、求められている知とは何か。多元的な視点を身につけ、混迷する世界を生き抜く知の使い方を指南する。
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