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仏教の思想【全12冊 合本版】 (角川ソフィア文庫)

仏教の思想【全12冊 合本版】 (角川ソフィア文庫)

増谷 文雄, 梅原 猛, 上山 春平, 櫻部 建, 梶山 雄一, 服部 正明, 田村 芳朗, 鎌田 茂雄, 柳田 聖山, 塚本 善隆, 宮坂 宥勝, 高崎 直道, and 紀野 一義

KADOKAWA

累計読者数10
平均ハイライト数 13.7件/人
推定読了時間 約53時間14分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%

この本について

仕事でも生活でも、「正しさってどこにあるんだろう」と立ち止まってしまうことがよくあります。新しい考え方を知っても、翌日にはまた迷う。歴史や思想を学んでも、現代とどうつながるのかピンとこない。僕自身そんな感じで、何度も同じ場所に戻ってくるような感覚があります。 『仏教の思想』を読んでいて救われたのは、思想そのものが“迷いながら積み上がってきた歴史”として描かれているところでした。たとえば、仏教が「空」を理解するために老荘思想を借りた時期があったり、親鸞の言葉の重さが論理ではなく“心の真実”として扱われていたり、伝統だと思っていたものが実は時代の試行錯誤の産物だったりする。こういう視点に触れると、自分の迷いもどこか許される感じがします。 そしてもう一つ刺さったのは、「真に現代的なものは、同時に伝統的なものでもある」という指摘です。たえず新しさを追うより、同じ問いを何度も見つめ直すほうが深く届くことがある。ニーチェの永劫回帰の話と並べて語られていた部分は、まさに今の僕らに向いていると感じました。変わらないものに耐える姿勢が、自分の思考の軸を少しずつ作ってくれる。 この本は、歴史的事実を知るためというより、「考えるスピードをゆるめたい人」に合うと思います。結論を急がなくてもいい、そんな余白をくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

仏教の思想 1_知恵と慈悲<ブッダ> 仏教の思想 2_存在の分析<アビダルマ> 仏教の思想 3_空の論理<中観> 仏教の思想 4_認識と超越<唯識> 仏教の思想 5_絶対の真理<天台> 仏教の思想 6_無限の世界観<華厳> 仏教の思想 7_無の探求<中国禅> 仏教の思想 8_不安と欣求<中国浄土> 仏教の思想 9_生命の海<空海> 仏教の思想 10_絶望と歓喜<親鸞> 仏教の思想 11_古仏のまねび<道元> 仏教の思想 12_永遠のいのち<日蓮> ※本電子書籍は「仏教の思想 1」〜「仏教の思想 12」をまとめて1冊とした合本版です。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
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