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デジタルネイチャー: 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

デジタルネイチャー: 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

落合陽一

株式会社PLANETS / 2018-06-05

累計読者数23
平均ハイライト数 22.7件/人
推定読了時間 約2時間54分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
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この本について

最近、仕事でも生活でも「言葉で説明しきれない違和感」にぶつかることが増えていませんか。合理的に考えているはずなのに、判断がモヤつくとか、知識をアップデートしてもすぐ陳腐化してしまうとか。自分の中の基準そのものが揺れている感じがして、落ち着かない時期ってありますよね。 落合陽一さんの『デジタルネイチャー』は、そのモヤモヤに対して「視点の置き直し」をくれる本でした。読者が保存している抜粋を見ると、多くの人が刺さっているのは、言語化が持つ限界や、モチベーション格差の話、そして「未来価値を今に転換する」という考え方あたり。どれも、日々の意思決定でつまずきやすい場所だと思います。言語に縛られると世界の見え方が急に小さくなるとか、やりたいこととすべきことの線引きが曖昧になるとか、思い当たる人は多いはずです。 この本は、魔法みたいな解決策をくれるタイプではありません。むしろ「世界はこう変わっていて、自分の立ち位置はこう見えるかもしれない」と地図を描き直してくれる感じに近いです。未来を読むというより、今の自分の感覚のズレを説明してくれる。たとえば、知識の賞味期限が短い時代にどう働くのかとか、AIと人間の役割分担がどう変わるのかとか、急に生き方がフラットに見える瞬間があります。 テクノロジーに詳しくなくても、「今の社会をもう少し俯瞰して見たい」という人にはすごく刺さると思います。自分のモチベーションの源を見直したい人にも向いています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いま最も注目の研究者にしてメディアアーティスト、落合陽一の最新作! 十分に発達した計算機群は、自然と見分けがつかない―― デジタルネイチャー、それは落合陽一が提唱する未来像でありマニフェストである。 ポストモダンもシンギュラリティも、この「新しい自然」の一要素にすぎない。否応なく刷新される人間と社会。それは幸福の、経済の、民主政治の再定義をもたらす。新たなるパラダイムはここから始まる……! 「我々は、「ゲート」や「つなぎ目」のない世界を生み出し、標準化を多様性で置き換え、個人の幸福や不安といった人間性に由来する強迫観念をテクノロジーによって超越しうる。我々にとって必要なのは、テクノロジーが向かう未来へのビジョンと情熱だ。」(あとがきより) 目次(一部抜粋) 第1章 デジタルネイチャーとは何か――オーディオビジュアルの発明、量子化、デジタル計算機、そして計算機自然、デジタルネイチャーへ 機械と自然が融合する時代が始まる/メディアアーティストとしてのエジソン/電流戦争から100年後の直流的デジタル社会/〈近代〉を規定する「エジソン=フォード境界」を乗り越える/「AI+BI型」と「AI+VC型」に分化する社会/「タイムマネジメント」から「ストレスマネジメント」の時代へ 第2章 人間機械論、ユビキタス、東洋的なもの――計算機自然と社会 〈人間〉と〈機械〉の統一理論・サイバネティクス/「End to End」という魔術/サイバネティクスとユビキタスを思想的に継承する/計算機自然が〈人間の補集合〉となる 第3章 オープンソースの倫理と資本主義の精神――計算機自然と自然化する市場経済 マルクスとウェーバーに還って現代のエコシステムを考える/オープンソースの倫理と資本主義の精神/絶えずリセットされ続ける市場の出現/「脱倫理性」がもたらす可能性 第4章 コンピューテーショナル・ダイバーシティ――デジタルネイチャー下の市民社会像、言語から現象へ リアル/バーチャルからマテリアル/バーチャルへ/〈人間‐機械〉の中間領域にあるオルタナティヴ/コンピューテーショナル・ダイバーシティ/ダイバーシティにコミュニティや社会の意思決定を最適化する 第5章 未来価値のアービトラージと二極分化する社会――デジタルネイチャーは境界を消失させる 〈楽園〉の世界と〈奴隷〉の世界の二項対立を乗り越える/第三のてこの原理「アービトラージ」/帝国に対抗する「ラボドリブン」の可能性 第6章 全体最適化された世界へ――〈人間〉の殻を脱ぎ捨てるために コード化によって変わる遺伝的多様性/ロボティクスとVRによって解放される「身体」/解体される「自我」「幸福」「死」の概念/失われた多様性をインターネットが担保する/人間の寿命を超えた知性が出現する 終章 思考の立脚点としてのアート、そしてテクノロジー――未来を予測する最適の方法としての 〈超人〉・〈身体性〉からデジタルネイチャーへ/〈物質〉と〈実質〉の境界を突破する/〈生命〉と〈機械〉の新しい関係/不可視のデータ、そして重力からの解放へ/風景と計算機自然
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