
無限の果てに何があるか 現代数学への招待 (角川ソフィア文庫)
足立 恒雄
KADOKAWA / 2017-02-25
累計読者数6
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推定読了時間 約3時間41分
star総合評価 69/100
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この本について
仕事でも日常でも、「なんでこれは“正しい”ってことになっているんだろう」とモヤッとする瞬間ってありますよね。計算でもロジックでも、前提がどこにあるのかを曖昧にしたまま動いてしまう感じ。自分もそこでしょっちゅうつまずくのですが、この本を読むと、そのモヤモヤの正体がだいぶ輪郭を持ち始めます。 この本が面白いのは、数学を“絶対の真理”として扱わないところです。たとえば、1+1=2が本当に成り立つのは、公理という約束を先に置いているからだとか、自然現象と数学が一致しないときは数学が間違っているのではなく、前提が合っていないだけだとか、そういう話が静かに効いてきます。複素数や無限小数のような「当たり前のようでよく考えると不思議なもの」にも、ちゃんと背景があると知ると、自分が無意識に寄りかかっていた“思い込みの土台”が見えてきます。 読みながら、自分が普段仕事のロジックや資料作りで「これは前提として扱っていいのか?」と考える癖がついてきました。結論の正しさより、どの公理に依存して話しているのかを意識する感じです。数学に強くなくても読めますが、「当たり前を当たり前として放置したくない人」には特に刺さると思います。 難解な理論の解説というより、思考の足場を作り直すための一冊でした。自分と同じく、前提が見えずに迷いがちな人ほど、手元に置いておく意味がある本だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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出版社による紹介
「自然の書物は数学という言葉によって書かれている」(ガリレオ)というように、全科学の共通言語である数学。その世界観を、そもそも「数」とは何なのか、「1+1はなぜ2なのか」といった身近な話題から紐解いていく。二乗するとマイナスになる「虚数」や、非ユークリッド幾何、論理・集合、無限、ゲーデルの不完全性定理など、難解な概念もていねいに解説。数学という「異文化」が身近になる、目から鱗の現代数学入門書。 [もくじ] プロローグ 「異文化」への招待状 第1章 虚数とは何か 第2章 三角形の内角の和はホンマに二直角か 第3章 1+1はなぜ2なのか 第4章 無限とは何か
読んだ内容を、もう忘れない。
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