ヨムナビ
僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一、永田和宏

文藝春秋 / 2017-02-17

累計読者数11
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約2時間20分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

最近、挑戦しようと思っても気持ちがついてこなかったり、ミスすると一気に視界が狭くなるような感覚がありませんか。自分もよくあります。やる気はあるのに、結果ばかり気にして焦ったり、過去の失敗に引っ張られたりして、結局うまく動けないまま一日が終わるあの感じです。 この本は「もっと頑張れ」と鼓舞してくるタイプではなくて、むしろ一歩引いて状況を見直すための“現実的な視点”をもらえる一冊でした。特に刺さったのは、羽生さんの「ミスのあとにミスが起きるのは、動揺して客観性をなくすから」という話。対局中は反省を後回しにして、とにかく“次の一手”に集中する。その考え方は、仕事で失敗した直後の自分にもそのまま当てはまるなと感じました。 もうひとつは「物差しを複数持つ」という発想です。三年かかったことも、一週間でできたことも、自分の中にいくつも基準があるほど、新しい挑戦で不安に飲まれにくくなるという話。これは、結果を急ぎがちな時期ほど効きました。「わからなくて当然」という感覚を持てるだけで、だいぶ呼吸が楽になります。 そして、何かを伝えるときの“相手の視点で組み立てる”話も現実的で、仕事でアイデアを説明するときのモヤモヤがかなり減りました。自分の熱量だけでは届かないこと、改めて突きつけられます。 焦りや不安で視野が狭まっていると感じている人に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あんな偉い人でも、なんだ自分と同じじゃないかということを感じとってほしい ——永田和宏「はじめに」より 細胞生物学者にして、歌人としても著名な永田和宏・京都産業大教授から、あこがれの対象を持っていない若い世代へおくるメッセージ。 各界を代表する人物の講演と、永田氏との対談を収録。 「あんなに偉い人でも自分と同じ失敗や挫折を経験してきたのかと、また将来への不安や焦りもあったのかと、その場で驚き、感じとってほしい。それはそのまま、自分の将来にひとつの可能性を開くことになるはずである。ひょっとしたら自分だってと思えるということは、それに向かって努力してみようかと思うことでもあろう。初めから圏外のものとして除外するのではなく、ひょっとしたらと思えることだけでも、その若さに可能性を付与することになるはずである」 ◆目次◆ 第1章 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長) 「失敗しても、夢中になれることを追いかけて」 【対談】環境を変える、自分が変わる 第2章 羽生善治(将棋棋士) 「挑戦する勇気」 【対談】”あいまいさ”から生まれるもの 第3章 是枝裕和(映画監督) 「映画を撮りながら考えたこと」 【対談】先入観が崩れるとき、世界を発見する 第4章 山極壽一(京都大学総長、霊長類学者) 「挫折から次のステップが開ける」 【対談】おもろいこと、やろうじゃないか
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要