
お金の流れでわかる日米関係 元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ
大村 大次郎
KADOKAWA / 2017-06-01
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この本について
経済ニュースを見ていて、「株価は高いのに、アメリカって本当に大丈夫なのか?」と、なんとなく引っかかることってありませんか。自分もその違和感を放置したまま仕事の判断をしていて、どこか地に足がつかない感覚が続いていました。数字だけを追いかけても整合がとれないとき、背景の“お金の流れ”まで踏み込まないと見えてこないものがあるんだなと感じます。 この本が面白いのは、アメリカの強さや弱さをイデオロギーではなく、実際の収支や対外債務の構造から淡々と見ていくところです。株価が好調でも国全体は借金まみれで、輸入超過が慢性化している現実。逆に日本は時々貿易赤字になっても、経常収支では黒字を維持しているという地味な強さ。こういう“数字の裏側の意味”を知ると、ニュースの受け取り方が変わって、表面的な景気の良し悪しに振り回されにくくなります。個人的には、戦後のアメリカが「世界の工場」だった時代と今の状態を並べて見るくだりが特に効きました。技術力、資源、人材、国土…どこが変わって、どこが変わらなかったのかが腑に落ちます。 アメリカは強いという前提で思考停止しがちな人ほど、この“実態を見に行く視点”を持っておくと安心感が違います。情勢のニュースがざわついて見えるとき、落ち着いて判断するための手がかりがほしい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
日米関係はどんな紆余曲折を経て、今に至っているのか。複雑な「関係」を理解するには、「お金」という計量可能な視点から考えると一番わかりやすい。「お金の流れ」から「日本とアメリカ」の本当の関係をあぶりだす
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