ヨムナビ
血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの真髄 (幻冬舎単行本)

血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの真髄 (幻冬舎単行本)

鈴木満

幻冬舎 / 2017-06-07

累計読者数3
平均ハイライト数 17.3件/人
推定読了時間 約2時間44分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でもチームでも、人が集まる場所には「ちゃんと向き合いたいのに、どこまで踏み込めばいいのか分からない」というモヤモヤがつきまといます。競争させればギスギスするし、放っておくとバラバラになる。自分の立ち位置によっても悩みは変わるし、正解が見えづらいまま毎日が流れていく感じ、けっこうあると思います。 『血を繋げる。』を読んで驚くのは、鹿島アントラーズの裏側にある“人と組織を動かすための微細な調整”が、こんなにも丁寧に語られていることです。たとえば、競争と協力をどう両立させるのか。選手が不満を抱えた瞬間をどう察知し、どう伝え直すのか。急激な変化と放置の間の「許容範囲」をどう決めるのか。どれもスポーツに限らず、職場のマネジメントやプロジェクトにもそのまま置き換えられる視点ばかりで、読みながら「ああ、ここが自分の弱いところだな…」と何度も思いました。 この本は、派手な理論を提示するというより、「現場の匂いのする判断の積み重ね」を見せてくれます。勝つために激しく競争しつつ、メンバーが決まれば全員で勝ちに向かう。あるいは、監督と選手の間の空気が少しでも濁ったらすぐに動く。そんな“一体感を守るための実務”が淡々と描かれていて、読み終わるころには、自分の仕事でも小さなズレを見逃さずに整えていく意識が自然に芽生えていました。 チームの空気づくりに悩んでいる人、あるいは「管理しすぎても、しなさすぎてもダメ」というあの難しさに疲れている人には、かなり刺さる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「献身、誠実、尊重」をスローガンに、 組織に関わるすべての者が、 勝利のために固く結束する!! だから、鹿島は勝負強い! 2016年のクラブワールドカップ決勝。 鹿島アントラーズは、世界のサッカーエリートで構成される レアル・マドリードと対等に渡りあい、世界を驚かせた。 その鹿島アントラーズは、Jリーグでは無類の勝負強さを誇り、 タイトル獲得数は他のチームを圧倒する。 茨城の鹿島は、地理的にも非常に不利な場所にある。 海沿いに位置し、人口も多くはない。 にも関わらず、なぜ、鹿島アントラーズは強いのか。 その中心にいるのが、チーム設立当時から 強化責任者をつとめる、鈴木 満という男だ。 この男が、鹿島アントラーズに脈々と流れる「鹿島の血」を 守り続け、伝え続けてきているから、鹿島はブレない。 著書では、鹿島の血を、いかに繋いできたのかにフォーカスを当てている。 指揮官と選手たちの間に立ち、集団を観察する。 鈴木がチームを観察し、問題が起きそうであれば未然に消し、 綻びができてしまえば、迅速に対処する。 そうやって、鹿島ブランドをつくりあげてきたのだ。 組織を如何にうまく回して結果を出すのか。 ビジネスマンが参考になるメソッドが満載の一冊だ。 1章 サッカーの神様、ジーコ。鹿島の神様、ジーコ。 2章 強化部長こそが、クラブのルールブックである。 3章 血を繋いでいく。勝利をつかみとるための、エピソード45 (例/“もってる人間”を大事にする。/監督にも鹿島の文化を守ってもらう。/OBが伝統を継承する。/アメとムチ。/派閥をつくらない。/編成3割、人間関係7割。/功労者には、ふさわしい最後を。/大舞台では小さな積み重ねこそが重要。) 4章 なぜ、鹿島に人材が集まるのか? 5章 マンさん論。 (石井正忠/柳沢敦/トニーニョ・セレーゾ/高井蘭童/椎本邦一/新井場徹/内田篤人/秋山祐輔) 6章 どこにも負けないクラブをつくる。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要