
ミケル・アルテタ アーセナルの革新と挑戦
チャールズ・ワッツ、結城康平、山中拓磨
平凡社 / 2024-06-14
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この本について
仕事でもチームでも、「自分の役割これでいいのか」とか「人をまとめるって、結局なにをすればいいんだろう」と迷う瞬間が続くときがあります。自分もそうで、正しさよりも“雰囲気”に流されてしまったり、逆に厳しくしすぎて空回りしたり、そのたびに軸が揺れる感覚がありました。 この本のアルテタの姿を追っていると、その揺れをゼロにするのではなく、揺れながらも前に進むための“具体的な支え”が見えてきます。ひとつは、幸せや安心をつくることがパフォーマンスに直結するという考え方で、数値よりも「チームとしてどう在りたいか」を丁寧に整えていく姿勢。もうひとつは、スタッフや選手の特性を冷静に見て、補完し合う関係をつくるために言葉や行動で働きかけるところ。そして極めつけは、椅子を散らばせて「これが今のチームだ」と示したように、抽象論ではなく“目に見える形”で問題を共有し、前に進む空気をつくるところです。 読んでいて思ったのは、アルテタの強さは「揺れないこと」ではなく、「揺れる状況でもチームの背中をそっと押す準備を欠かさないこと」なんだという点でした。立場に関係なく、自分の周りの小さな集団を少しでも良くしたいと思っている人には、静かに効いてくる本だと思います。
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出版社による紹介
アーセナルを率いるミケル・アルテタ。不振にあえぐ名門クラブをいかにして”最もエキサイティングなクラブ”へと変えたのか――。
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