
Clean Agile 基本に立ち戻れ (アスキードワンゴ)
Robert C.Martin、角 征典、角谷 信太郎
ドワンゴ / 2020-10-01
この本について
開発をやっていると、スケジュールと品質のあいだで揺れたり、「今どこまで進んでるんだっけ」と自分でもよく分からなくなることがあります。表向きは順調と言いながら、内心では「本当にこれで終わるのか…?」という不安を抱えたまま進めてしまうあの感じ、たぶん多くの人が覚えがあると思います。 『Clean Agile』が効いてくるのは、そういう“見えてない不安”に正面から手を突っ込んでくるところです。イテレーションごとに技術的にデプロイ可能な状態にし続ける、というシンプルなルールは、派手さはないのに現実的で、実際にやると「進捗が希望ではなく事実で見える」ようになる。気持ちよく走るためではなく、どれだけうまくいっていないかを早く知るためにやるのだ、という割り切りが妙に胸に落ちました。また、リファクタリングを“予定に入れる作業”と捉えず、数分単位でコードを清潔に保つ姿勢は、開発の手つきそのものを変えてくれます。 さらに、アジャイルを大規模化の道具として扱う風潮に距離を置き、小さなチームの現実にだけフォーカスしている点も、個人的には救いでした。無理に立派な枠組みにはめなくていい。自分たちの目線で、必要なデータを出し、現実を見ながら調整していけばいい。その感覚が、変に気負っていた肩の力を抜いてくれます。 小さなチームで「どう進めればいいか分からないまま走らされている感」がある人に、じんわり刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標
Steve McConnell, クイープ, and 長沢 智治

現場で見つけた144のヒント アジャイルに困った時に読む本
渡会 健

いちばんやさしいアジャイル開発の教本 人気講師が教えるDXを支える開発手法 「いちばんやさしい教本」シリーズ
市谷聡啓, 新井剛, and 小田中育生

チーム開発実践入門──共同作業を円滑に行うツール・メソッド WEB+DB PRESS plus
池田 尚史, 藤倉 和明, and 井上 史彰

テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発
ジェームズ A ウィテカー;ジェーソン アーボン;ジェフ キャローロ、長尾 高弘
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要