
ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方
山口 揚平
SBクリエイティブ / 2021-04-23
この本について
「自分には何が向いているんだろう」「好きなことを軸に生きたいのに、結局“普通”や周りの基準に引っ張られてしまう」。そんなふうに、方向性は見えそうで見えないまま毎日が過ぎていく感じ、僕もずっと抱えていました。やりたいことがないわけじゃないのに、いざ一歩踏み出そうとすると、昔の失敗や“自分には無理だ”という思い込みが頭をもたげてくるんですよね。 『ジーニアスファインダー』が効くのは、この「思い込みに押し込められて動けない時間」を丁寧にほどいてくれるところです。まず、過去の記憶に静かに触れながら、自分を縛っていた“余計な情報”をはがしていくステップが用意されていて、これが思った以上に心のスペースを作ってくれます。そこから、自分の“天才性”を見つけるプロセスに入るのですが、これは派手な自己肯定ではなく、むしろ自分の深い好き嫌いや、遺伝レベルでの得意・不得意、クセのような認知のゆがみまで含めて観察し直す作業に近いです。読者の多くが保存していたのも、この「普通を敏感に察知して、流れを変える一手を打てる」というような、微細で個別的な才能の描き方でした。 さらに、この本が面白いのは、“仕事を選ぶ”から“生き方を組み直す”へ視点が切り替わる点です。天才性に合わせて環境を再設計するという考え方は、決して劇的な転職や独立を煽るものではなく、日常の時間やエネルギーの使い方を静かに変えていく内容です。仕事よりライフスタイルを先に置くという発想も、僕にはかなり刺さりました。 自分の才能を派手な言葉ではなく、生活レベルで扱いたい人。そんな人にしっくりくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









