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サザンオールスターズ 1978-1985(新潮新書)

サザンオールスターズ 1978-1985(新潮新書)

スージー鈴木

新潮社 / 2017-07-14

累計読者数5
平均ハイライト数 3.8件/人
推定読了時間 約2時間52分
star総合評価 41/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも人間関係でも、気づいたら「答えの理由」を求めすぎてしまう瞬間ってありませんか。特にクリエイティブなことになると、正しさよりも“流れ”や“勢い”が大事なのは分かっているのに、つい自分を縛ってしまう。そんなときに、この本を読んでいる人の抜粋を眺めると、みんな同じところで足を止めているんだなと感じました。 たとえば「エリーなんて口を吐いて出ただけ」という桑田さんの言葉。あれは、才能の神話ではなく「人間の揺れ幅の中から曲が生まれる」というリアリティに刺さるんだと思います。恋愛で迷って、翌日にはプロポーズして、それを曲にしてしまう。その一連の流れを追うと、名曲って“整っている時期”ではなく、“揺れている時期”にこそ生まれるものなんだと分かるんですよね。自分の気持ちが定まらない時期のほうが、むしろ何かが作れるんじゃないか、と視点がひっくり返されます。 さらに、サザンの曲がどうやって「みんなで作られていったのか」が見えるエピソードも多いです。「ブルースへようこそ」のように、セッションで一気に形になる瞬間の描写は、結果だけを見て迷子になりがちな人には救いになるはずです。完成したものではなく、途中のザラついた手触りを知れるだけで、自分の仕事にも許せる範囲が広がるというか、肩の力が抜けます。 サザンのファンはもちろんですが、「迷いながら進む自分を嫌いになりがち」という人にも静かに効いてくる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あの曲のあのメロディの何が凄いのか? 《勝手にシンドバッド》《いとしのエリー》《C調言葉に御用心》など、1978~1985年の“初期”に発表した名曲を徹底分析。聴いたこともない言葉を、聴いたこともない音楽に乗せて歌った20代の若者たちは、いかにして国民的バンドとなったのか? 栄光と混乱の軌跡をたどり、その理由に迫る。ポップ・ミュージックに革命を起こしたサザンの魅力に切れ込む、胸さわぎの音楽評論!
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