
日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法
ロッシェル カップ、到津 守男、スティーブ マギー
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2017-07-18
この本について
仕事のスピードを上げたいのに、現場はいつも手続きや根回しで足が止まる。進めたい気持ちはあるのに、動き出しが遅くて自分でももどかしい。そんなモヤモヤを抱えたまま、気づけば「何から変えればいいんだっけ」と立ち止まってしまうことが僕にはよくあります。 この本は、シリコンバレーの「とっととやる」「まず見える化する」「チームが自律して動く」という考え方を、抽象論ではなく、日常の仕事に落とし込んで説明してくれます。たとえば、仕事の遅れにどんなコストがあるのかを見える形にすることで、先に片付けるべきものが自然と決まっていく感覚や、「許可を求めるな、謝罪せよ」という言葉が示す、主体的に動くための境界線の引き方など、読んだその日から使える視点が多いです。また、アジャイルの価値観を“ソフトウェアの世界だけの話”にしないで、組織の文化や人事の話とつなげているのも、日本企業で働いている身には現実的でした。 劇的に速くなれと言われると身構えますが、「まずこれを変えると、動けるようになるよ」と教えてくれる感じがちょうどよかったです。今のやり方に違和感はあるけれど、何から手をつけるか掴めていない人に特に刺さる本だと思います。
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